PRODUCTS

MFL574

2015.08.04

優れたクッション性と安定性を実現してくれる、ニューバランス最新の高機能テクノロジー・プラットフォーム「FRESH FOAM」。そのソールユニットに、オーセンティックな「574」のアッパーデザインを融合させた、ハイブリッドなモデルがMFL574です。

かつてリリースされた、クラシカルなアッパーデザインに「ニューバランスミニマス」のソールユニットを融合させた「MNL」シリーズや、「レブライト」のソールを融合させた「MRL」シリーズに続く、ハイブリッドモデルの後継として登場。

アッパー部分の切り替え(レイヤー)やステッチの量を減らすことで、スッキリとしたシャープなシルエットにアップデイトされているのにも注目です。
そして「FRESH FOAM ZANTE ML」同様、ハイパフォーマンスなランニングモデルをベースにしているので、軽くて履き心地も良く、フィット感も抜群です。

01

MFL574は、ニューバランスが描く近い将来に欠かせないハイブリッドモデルということで、前回に引き続き、企画を担当する正能哲也氏に開発&誕生秘話を訊きました。


—ハイブリットモデルのアッパーに、574を選んだ理由を教えてください。

正能哲也(以下正能/敬称略): 574は、ニューバランスブランドの中でも中核を担う重要なモデルです。ただ、リフレッシュは必要だと考えていました。そして、前回申し上げたハイブリッドのエリアのモデルを開発するに当たっては、重要なモデルである574が選ばれるのが自然な成り行きでした。ハイブリッドな手法でリエンジニアリングして、リフレッシュさせることで574にも新しいポテンシャルが引き出せると考えました。

02


―どんなユーザーへ、アプローチしていきますか?

正能:あらゆるユーザーにアプローチしたいと考えていますが、まずは第一弾として、ニューバランスのクラッシックモデルが好きな方々や、新しいテクノロジーモデルに関心の高いコアな方々にアプローししたいと考えています。574のイメージを残しつつ、すっきりしたアッパーデザインと、よりスリムな新しいシルエットの574に昇華させることで、新たな「クラッシック」のイメージを知って頂きたかったですし、ファッション的にも、これまでとは異なるコーディーネートに合わせてもらえると嬉しいです。また、FRESH FOAMテクノロジーの履き心地を知って頂くきっかけにもなって欲しいです。


—切り替えやステッチの量を減らした仕様の目的は、なんですか?

正能: 目的のひとつは、クラッシックとパフォーマンスの間に位置するモデルを開発することでしたので、リエンジニアリングして、テクニカルなウェルディング(溶接)の手法を使いました。こうすることで、クラッシックよりもクリーンでスッキリしたイメージに仕上がり、さらにステッチがないことによって、よりフィット感の向上にもひと役買っていると思います。


—「ミニマス」との融合を図ったMNL574、今回のMFL574などランニングの最新ソールユニットとオーセンティックなアッパーをミックスさせる際に苦労したポイントはありますか?

正能:574はライフスタイルのモデルですから、ファッションシーンにフィットするようにデザインアレンジすること、ラスト、シューズのシルエットをキープすることです。また、シューズとしてどの部分にポイントを置くかも大切で、ソールの機能性を際立たせるのか、シューズ全体としてバランス良くまとめるか、ゴールを探る点もです。574ファミリーの新たな一員としてラインナップするわけですから、その中でどのような役割を持たせるかをとにかく考慮しました。

03


—では、最後に。今作に込めたニューバランスとしてのこだわりポイントを教えてください。

正能:テクノロジーはそのまま残して履き心地をキープしたことです。パフォーマンスシューズをベースとしながら、ライフスタイルのシーンで履いて貰えるように仕上げ、かつ誰もが描くニューバランスらしさを失わず残したことです。正直、「ニューバランスらしさ」とは何か? という部分が難しかったのですが、レザー素材、スエット素材、どちらのモデルもやはり「ヘリテージ」というキーワードがヒントになりました。


―ニューバランスの「オーセンティックさ」を愛するライフスタイル ファンに受け入れて貰うために こだわったポイントを訊かせてください。

正能:「オーセンティックさ」と「新しさ」をバランスを保つことです。カラーや基本のデザインはオーセンティックさを保ちつつ、どのような「新しさ」を加えるのか? 古いままなら、このモデルを世に送り出す意味がありませんし、変わり過ぎて574のDNAを保てないのもまた問題です。オリジナルの574よりも細身ですっきり仕上げたシルエットは、ヨーロッパなどでも評判が良いと聞いていましたし、FRESH FOAMのクッショニングの心地好さ、履き心地を体感していただければ、オリジナルの574とは異なる魅力を知って頂けると思います。


–ありがとうございました。

正能哲也 / Tetsuya Shono

ニューバランス ジャパンにてシューズの企画を担当。MRT、MRLなど、新しいテクニカルを搭載させたシリーズや、各ブランドとの別注企画はもちろん、2010年にU.S.A.製にて完全復刻させた「M1300」の企画も手掛けるブレイン的存在。

BETA PEOPLE vol.01 tofubeats