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MD1500F

2015.08.10

1985年に誕生した不朽の名作「1300」の後継モデルとして、1989年にリリースされた「1500」。当時、最新であったエンカップ(ENCAP)と、TPUヒールスタビライザー内蔵の一体成型ミッドソールを初めて採用したモデルで、技術的な面においての先進性に優れ、それまでのクラシカルな表情とは異なり、一躍ハイテク感が増したデザインが注目を集め、今でも多くのファンに愛されている人気のモデルです。

そんな名作「1500」に、さらなるテクノロジーを融合して再設計。心地好いフィット感と、軽量性を実現させた素材「ファントムフィット(FANTOMFIT)」のシームレスなアッパーを採用し、カカト部分の色を切り替えて新しいイメージにアップデイトしながら、オリジナルの「1500」のエッセンスも色濃く残す、「リエンジニアード(REENGINEERED)」の新作モデルです。

パフォーマンスのテクノロジーをふんだんに取り入れつつも、ライフスタイルのシーンでもスタイリッシュに履きこなせる、モードなムードに仕上がっているのが魅力的です。

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この「リエンジニアード」は、ニューバランスのライフスタイルのデザインチーム「スタジオ」が手がけたということで、ライフスタイルスタジオマネージャーであるモリタニシュウゴ氏に開発&誕生秘話を訊いてきました。


—まずは「リエンジニアード(REENGINEERED)」のコンセプトを教えてください。

モリタニシュウゴ(以下モリタニ/敬称略): 「リエンジニアード(REENGINEERED)」の基本コンセプトは、ニューバランスのクラシックモデルを現代のテクノロジーやスタイリングに合わせて、再構築・再考(REENGINEERED)するということです。今回の場合は、Made in ENGLANDを代表するモデルである「1500」のDNAは残しつつ、MD1500Fはよりテクニカルに、新しい表情・魅力を表現しています。

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—今回、モデルとして「1500」を選んだ理由を教えてくださいますか?

モリタニ:2015年春夏に「リエンジニアード(REENGINEERED)」の1stモデルとして、ニューバランスのヒストリカルなモデルとして「996」をピックアップしてリリースしまして、2015年秋冬はMade in ENGLANDを代表するモデルの「1500」をピックアップした感じです。


—アッパーのマテリアル使いやディテール、カラーリングなどデザインポイントは?

モリタニ: 今回の「MD1500F」に関しては、ランニングシューズとして開発されたFANTOMFITの テクノロジーを採用して、フィット感を向上させ、よりアクティブでスポーティなデザインに仕上げています。


–今回のモデルは”N”マークが同色ですが、その辺についてのコンセプトを教えてください。

モリタニ:“N”マークの表現に関してはいつも難しい課題となります。今回のモデルに関しては新しいチャレンジでもあるので、あえて“N”マークを同色に抑えています。シューズとして、“N”マークだけに目がいくのではなくて、「リエンジニアード(REENGINEERED)」という新しいデザイン・チャレンジに注目していただけると幸いです。

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—ニューバランスとしてのこだわりポイントは、何ですか?

モリタニ:オリジナルモデルの良いところを残し、新しい要素を足す、もしくはシンプルにするそのバランスには、こだわって仕上げています。「スタジオ」としてのこだわりは、どのモデルにも共通しているのですが、ライフスタイルのカテゴリーになるので、テクニカルな要素を取り入れたとしても、スタイリングのしやすさ、履きこなしやすさには気をつけています。今回のモデルも、タンと履き口の部分にはナチュラルなワンピースレザーを取り入れて、普段の着こなしに合わせやすく仕上げています。


―ありがとうございました。

モリタニシュウゴ / Shugo Moritani

ニューバランスのグローバルビジネスユニット ライフスタイルスタジオというデザインチーム内にてマネージャーを務める。ニューバランスの新しいデザインを企画したり、スニーカーに限らずアパレルなどの企画などにも参画し、新たなニューバランスを築き上げていく存在。ジャパンだけにとどまらず、グローバルにも精通。