INSIDE NB

Traveling World Beta People:Jun Inoue

2016.08.08

BETA PEOPLEの井上純が、フランスのフェス「Worldwide Festival」でライヴペイティングを決行!

BETA MAGAZINEが応援する、BETA PEOPLE(=常に進化し続ける人々)の1人であるペインターの井上純が、6月4日~10日にフランスは地中海に面したリゾート、セットで開催された「Gilles Peterson’s Worldwide Festival 2016 JAPAN DAY-」に出演。7月6日の陽が落ちた時間に、背後に地中海が広がるステージで、キーボディストの佐野観と、タップダンサーの熊谷和徳とともにパフォーマンスを行った。

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ジャズからダンス、ワールドミュージックまでを網羅する、音楽界の重鎮で、世界的に有名なDJであるジャイルス・ピーターソンが主宰をしているこのイベント。今年は、松浦俊夫、須永辰緒、ミツ・ザ・ビーツ、ダズル・ドラムスなどのDJたちが招待されプレイ。佐野観、熊谷和徳、井上純の3名は、30分の枠の中で完全にオーディエンスを釘付けにしたようだ。

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「最初の10分を熊谷さんがタップダンスをして、次の10分を佐野観さんがグランドピアノを弾いてそして最後の10分を僕が絵を描くという内容に決まったのは、現地に着いてからでした。日本を出る時は30分で描きあげる内容を考えていましたから、急遽、構成を変えたんです。でも自分の前にパフォーマンスをした熊谷さんが、リハーサルで打ち合わせしていないことをどんどん即興でやって、お客さんの心を掴んでいるのを見て、”自分を信じて、やるしかない”と。結果、僕たちのステージは大成功で、スタンディングオーベションだったんです」(井上純)。

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ジャイルス・ピーターソンが選ぶアーティストがラインナップされていることから、ヨーロッパのフェスティバルの中でも、出演アーティストの質がかなり高いと言われている「Gilles Peterson’s Worldwide Festival」。このフェスティバルでの経験で、井上純はまた一歩前進したようだ。「今回イベントに参加して思ったことは、ライヴペインティングというよりは、エンターテイメントとしてもっとパフォーマンスのクオリティを上げていきたいということでした。もっと感情的に、フリースタイルでステージを踏んでいくことができたらいいなと。自分の場合は音が凄く重要なので、これからもっと音とのセッションをしていきたいですね」。

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井上純は、来る10月に東京で開催される「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン2016」に、パフォーマンスで参加が決まっているとのことで、さらに進化した彼のパフォーマンスを観ることができそうだ。

photo:Pierre Nocca, Emmanuel Comte
text:Kana Yoshioka