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new balanceをもっと知る、ボストンへの旅 Vol.1:990v4とローレンス工場

2016.05.26

4月にリリースされた「990v4」モデル。前作の「990v3」よりアップデートされ約4年振りに登場したモデル「990」の新作を待ちこがれていた〈ニューバランス〉ファンは多いはず。1982年にリリースされて以来フラッグシップモデルとして常にアップデートされリリースされ続けている990シリーズ。オーセンティックなデザインをなるべく崩さず継承しながらも、最新機能のパフォーマンスとファッション2つの要素を兼ね揃えた、ブランドが誇るハイブリッドスニーカーが「990」だ。MADE IN U.S.A. のクラフトマンシップを誇る「990v4」を制作している、ボストン郊外にあるローレンス工場を訪ねてみた。

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〈ニューバランス〉の発祥の地であるアメリカ東海岸マサチューセッツ州にある、アメリカ最古の街ボストン。金融関係やハーバード大学やマサチューセッツ大学を始めとしたIQ度の高い大学が多く存在するボストンは、裕福な人々が住むヨーロッパ風な美しい街並と、美味しいシーフードが待ち受けている街でも知られている。

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そんなボストンで誕生した〈ニューバランス〉の工場は、ボストンから北へ約30分ほど郊外へいったローレンスという街にある。MADE IN U.S.A.のクラフトマンシップを誇る、990シリーズはこのローレンス工場で制作されているのだ。大きな時計台が付いた1909年に建築された煉瓦作りの工場をリノベーションし現在は使用。226名のクラフトマンが在籍し、毎日各パートで目標制作数を掲げ、革の裁断から、アッパー部分の縫製、ソールの圧着、検品まで、厚い部分や正確な部分を縫う部分に関してはデジタルを使用しているが、基本的には人の手を通じてよってスニーカーを制作している。

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「990v4」について、〈ニューバランス〉のストラテジック ビジネスユニット マネージャーのクリス・デイヴィスにプロダクトの魅力を聞いてみた。「990のように普遍的な人気を誇るモデルをアップデートすることは、実は自分たちでもプレッシャーのあることなんです。特に990v3はモダンで機能性に長け、さらにファッションシーンともリンクできた人気のモデルでしたから。990v4においてはモデルが持つオーセンティック部分を保ちながら、更なるパフォーマンス性とファッションシーンでもマッチするモダンで美しいデザインを考案しました」。

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オーセンティックなスタイルに尊敬の意をを込めてアップデートされた、プレミア感のあるMADE IN U.S.A.の「990v4」は、フルマラソンに耐えうる機能性を持つだけでなく、反射するNマークや爪先、踵部分によりエッジ感を醸し出し、モード系やラグジュアリーなファッションにも対応できるような仕上がりとなっている。ローレンス工場で実際に制作している職人さんたちが、元気に良い顔をして働いている姿を見ると、輪をかけて好きになってしまうのである。

photo:Koki Sato
text:Kana Yoshioka