247

「247」7days DJ selection:Monkey Timers

2017.04.12

Monkey Timersに聞く、1週間音楽セレクト

「247」=24時間、7日間。人々の快適な足元をサポートするモデルとして、2017年に誕生した新しいナンバー。すでに3タイプがリリースされ、抜群の履き心地の良さで話題を呼んでいます。そこで「247」のコンセプトとリンクして、快適な毎日を過ごす人たちへ向けた1週間(7日間)の音楽を、7人のDJにセレクトしてもらいました。今回はTakeとHisashiによるDJユニット、モンキー・タイマーズが登場。先日、2nd EPをリリースし、今もっとも話題を呼んでいる彼ら。ファッションシーンともリンクした、カルチャーを謳歌する彼らの音楽愛が伝わってくる、バラエティに富んだ選曲が魅力です。

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MONDAY

THE CRUSADERS 『Free As The Wind』(Album_1977)
MCA RECORDS
週末はDJをやって、月曜日からは昼間の生活に戻るんですけど、仕事中にディスコやファンク、ジャズだったりと、いろいろな音楽を通して聴けるように心掛けています。そういう生活を数年やっていると、本物が段々分かってくるし、仕事にもメリハリが生まれるんです。だから、この1枚はいいアルバムですね。ダンス寄りなものだったり、ダウンテンポやメロウな曲を通して聴けるので。DJの先輩から、このアーティストはよく聴いておいたほうがいい、と言われましたし。とにかく演奏がうまくて、音も素晴らしいです。(Hisashi)

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TUESDAY

CAIA 『THE MAGIC DRAGON EP』(Album_2003)
GUIDANCE
火曜日は、バーでDJとしてプレイするお誘いを受けることが多いので、週末にはかけないような曲をわりと聴いていることが多いですね。これはグルーヴ・アルマダのANDY CATOによるユニットの作品で、GUIDANCEというシカゴのハウスレーベルからリリースされています。幻想的でエモーショナルな曲なので、バーとかでかけると女子の食いつき方が違うんですよ(笑)。(Hisashi)

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WEDNESDAY

HONNE 『Warm On A Cold Night』(Album_2016)
WARNER MUSIC
水曜日は仕事を早めに切り上げるので、レコード屋に新譜をチェックに行くことが多くて。元々、エレクトロポップみたいなジャンルにまったく興味がなく、聴いていなかったんですよ。そんなある日、レコード屋の知り合いに「これを聴いたらいいよ」と薦められたのが、このUKエレクトロデュオの作品。聴いてみたらいい曲ばかりで。彼らはディスコやソウルがすごく好きらしく、クインシー・ジョーンズやマイケル・ジャクソン、ビル・ウィザースなどのアーティストの音楽がベースになっているらしいです。日本だとダンやサチモスに近い感じというか。今っぽいんだけど、どこか懐かしい感じがするんです。(Hisashi)

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THURSDAY

SUN PALACE 『RAW MOVEMENTS/RUDE MOVEMENTS』(Album_2016)
BBE
普段、仕事をしながらなので、アルバムを通して聴くことが多いんです。この作品は昨年再発されたもので、収録されている「RUDE MOVEMENTS」はロフト・クラシック。それこそデヴィッド・マンキューソがDJでかけていたり、僕らの2枚目のミックスにも収録したくらい好きなんです。なかなか現場でかけるタイミングがないんですけど、この作品に収録されているバージョンはDJでかけられる。自分でエディットしてかけたりしますね。クラシックなんだけど、まったく古臭くならない。週末へ向けて徐々にアゲていく感じが、木曜日にピッタリ。(Take)

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FRIDAY

KEITA SANO 『EXPLOSION EP』(EP_2016)
MISTER SATURDAY NIGHT
僕の地元の岡山県の後輩で、律儀に毎週曲を送ってくるんですよ(笑)。海外からも注目されている存在で、今年の2月にはヨーロッパ、3月にはアメリカツアーを行っていましたね。日本では一番売れていると思う。最初はローハウスみたいな曲を作っていたんですけど、今はディスコみたいな曲を作っているけど、ハウスも作れる。こいつは本当にすごくて、嫉妬するくらい才能がありますね。DJでかけるとお客さんの反応も抜群です。(Take)

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SATURDAY

THE VENTURES 『Sleepwalk』(Album_)

金曜の夜~土曜は朝方8時くらいまで遊んじゃうので、仕事にならないんですよ。だから復活するために、ゆるめの曲をセレクトすることが多くて。この間、ちょうど聴いていたのがベンチャーズの「Sleepwalk」。とにかく癒されます。僕は元々バンドマンで、ロカビリーバンドをやっていたんですよ。だからバンドものも好きなんです。ベンチャーズは有名過ぎてあまりいい印象を持っていなかったんだけど、この曲を聴いていいなと思いましたね。(Take)

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SUNDAY

HIROSHI FUJIWARA 『HIROSHI FUJIWARA in DUB CONFERENCE』(Album_1995)
VICTOR ENTERTAINMENT
金、土曜日と、クラブの爆音の中にいるので、日曜日の朝とか寝付けないことが多いんです。そんなときにクールダウンするために聴いています。すごく心地いいピアノアンビエントダブで、ジャケットにバスキアの絵を使っているのもカッコイイ。自分が20代前半に買っていた曲とかで、今はもう聴けない、現場でかけられない、という曲も多いですからね。そんな中、藤原ヒロシさんの作るものは先を見越しているというか、10年後も20年後もずっと聴くことができる作品を作っている、というのは純粋にすごいなと思います。(Hisashi)

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―24時間7日間、音楽に対して心掛けていることは?

Monkey Timers:毎日コンディションが違うので、状態に合わせてその時々に合った音楽を聴くようにしています。ダンスミュージック以外でも、ポップスでも何でも聴くように。なんでかというと、土日にDJをやっていると、どうしても仕事っぽくなってくる、というか。そういう気持ちをリセットするというか、音楽の本質を忘れないように、音楽を楽しむことを心掛けていますね。(Hisashi)

photo:Atsushi Matsuoka
text:Jun Nakazawa
edit:Kana Yoshioka


Monkey Timers

専門学校の同級生だったTakeとHisashiにより、2008年に結成されたDJユニット。ミックスCDが各方面で高い評価を得て、2013年に1stEP『Monk』を自主レーベル「Disko Klubb」よりリリース。2016年には2ndEP「Alabama」を発表。代官山UNITにてレジデントDJを務めるパーティー「LESS」を不定期で開催している。

https://ja-jp.facebook.com/MONKEY-TIMERS-240231242697493/